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【書評】『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学(著:cis)』を読んだ感想

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もし手元に230億円あったら何がしたいですか?
個人的には230億円という数字がハイパーインフレ過ぎて全く想像がつかないです。

僕らと同じ日本人でそれだけの財を成している人がいるんです。

それが本書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』著者の投資家cis。

そんな男の思考って気になりませんか?

生粋のゲーマーでありギャンブラーな男cis

著者は昔からゲームやギャンブルが好きだったそう。

小学生で駄菓子屋のくじを利用して儲けたり、中3でパチンコ初めて高校で元締めになっちゃうなど随所に非凡な才能を感じさせます。

僕が著者を数年前から一方的に知っていたのですが、きっかけは投資ではありません。ネットポーカーです。

ポーカーで北の偉い人と遭遇したエピソードが本書にもありますが、著者はネットポーカーでも知られた存在でした。

ポーカー発展のためにとオンラインポーカー大会の賞金に100万円をぽんっと寄付してた記憶があります。

上がり続けるものは上がり、下がり続けるものはさがる

株で他人にアドバイスをするときに決まっていうのが「上がり続けるものは上がり下がり続けるものはさがる」という言葉。

流れに逆らわず潮目に乗りなさいということですね。
流れに逆らわないことが大切なのは、ビジネスでも同じではないでしょうか。

ソフトバンクの孫正義社長も「成長する業界にポジションを取れ」と言っていました。

いずれも流れがきそうなことをいち早くキャッチしてポジションを取ることが大切ということだと思います。

損を認められない気持ちが敗北につながる

株初心者の失敗あるあるは損切り出来ずに塩漬けです。

損切りとは購入時より下がった値段で株を売ることです。

株はいくら株価が下がろうが売るまで損は確定しません。
もしかしたら将来回復するかもと考え、いつまでも下がった株を持ち続けてしまうのが塩漬けです。

例えば100円で買ったものが80円まで値下がったとして、今売ったら20円損することが確定してしまいます。

もし売らずに持ち続けていたら80円から上向いてまた100円まで戻るかもしれない。

ただ実際はそうならずにどんどん下がっていき、10円になって売ることも出来なくなった状態が塩漬けです。売った瞬間に90円損することが確定します。

この例で言えば、80円になった段階で損を認めて売っていれば大きな傷にはなりませんでした。

それを認められずにズルズル行った結果、10円まで下落する敗北を招いてしまいました。

失敗しても切り替えて次の打席に立たなければ、ヒットを打つチャンスは巡ってきません。

肝に銘じておきたいところです。

とにかく仮説を考える

「こんな事が起きたらこの展開で儲かる」という仮説をいくつもストックしているそうです。

そしてそのうち仮説通りのシチュエーションが発生したとき迷わず突っ込めるから勝てる。

他の人は事象が発生してからようやく考えますが、著者は仮説段階で考え抜いているので確信を持って人より早く意思決定ができるんですね。

もちろん仮説が外れて失敗することもあるんでしょうけど、期待値の高い勝負が出来るのでトータルでは勝ちやすいと思います。

このあたりは以前読んだ孫社長のすごい数値化仕事術で読んだ内容と通ずると感じました。以下に引用します。

孫社長は常に「先を見通すための情報」を手に入れることで、サイコロを自分にとって有利な形に変えてきました。
ソフトバンクは外から見ると無謀なチャレンジをしているように思われがちですが、実はものすごく勝率の高いゲームしかしていないのです。

損社長のすごい数値化仕事術

仮説を考え抜いて他人より有利なサイコロを投げることが、230億もの資産を産んだヒケツなのかもしれませんね。

一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学:おわりに

感情に惑わされず冷静な判断が求められる投資の世界。
著者の思考はビジネスの現場にも応用の効くものであると思います。

この本を読めば著者の成功が決してマグレでないことがわかります。

ご興味を持たれた方は『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』をぜひ手に取ってみてください。

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